えれきむし
エレキムシ
『ピクミン2』にのみ登場する原生生物。地上には登場せず、地下にのみ生息する。 雑食か草食であるかは不明であるが、ピクミンを捕食しないことから、より小さい昆虫類やコケ類を食べているものと思われる。 また、通常の捕食活動で蓄積するグルコースの他に、 体毛の摩擦と筋肉によって作り出した電気もエネルギー源にすることができる珍しい昆虫である。 蓄電した電気は臨界時に他の個体に渡すことでお互いに効率良くエネルギーを確保しているようだ。 そのため、エレキムシは群れで見かけることが多い。エレキムシの甲羅は強固にできておりピクミンはダメージを与えることができないが、 背中に当てることでひっくり返すことができ、ひっくり返っている間にお腹にダメージを与えることができる。 放電中でなければ黄ピクミン以外でもひっくり返すことができる。 ピクミンを捕食しない上に、二体以上が一定距離内にいないと放電することはないため、 黄ピクミンしか連れていない場合やエレキムシが単独で行動している場合は無理に倒す必要はない。
クイーンチャッピー
『ピクミン2』に登場する原生生物。 “けだものの穴”(5F)、“辺境の洞窟”(8F)、“百戦錬磨の穴”(11F)、チャレンジモード“デメマダラの巣窟”(4F)に出現する。 作中のボスとしては唯一複数回地下の最深部に登場する原生生物である。 デメマダラはその生息領域の中でもっとも大きいメスを中心とする社会を形成する性質があり、 中心となるメスは卵嚢が肥大化してベビーチャッピーを大量に生むことができるようになる。 この状態のデメマダラがクイーンチャッピーであり、いわばデメマダラの発生源である。 デメマダラ自体は巣を作る習性もなく地上に広く分布している生物だが、クイーンチャッピーは今のところ地上での生息は確認されていない。“けだものの穴”のクイーンチャッピーはベビーチャッピーを生まずただ転がるだけであるが、 その他のクイーンチャッピーは常にベビーチャッピーを産み落としているため、 背後から戦おうとすると生まれたてのベビーチャッピーとも戦わなければならなくなる。 ただし、クイーンチャッピーの転がり攻撃はたいていの場合ベビーチャッピーを巻き込んでしまうため、正面から戦えばベビーチャッピーを気にする必要はない。
ツブラメケメクジ
『ピクミン2』で登場した中型原生生物。 貝殻を捨てて水辺で生活することを選んだ貝類から進化した種であるケメクジ科の中でも、ヒトハナケメクジの進化前にあたる。 ヒトハナケメクジの近縁種ではあるが幼生ではない。 巨大なつぼみのような器官を持っており、ここを攻撃されるとあっけなく死んでしまう。基本的には水辺に生息しているため青ピクミンで戦うことになるが、 背後に回ってつぼみのような器官に張り付かせることで青ピクミンでも容易に倒すことができる。 『ピクミン2』では“まどいの水源”の水源近くに生息しており、倒すと“アクアティック・マイン”を吐き出す。 『ピクミン3』では“再開の花園”と“交わりの渓流”に出現する。 “交わりの渓流”に生息するツブラメケメクジは“シャクシャクノミ”運搬ルート上を占有しているため、 安全に運搬するためには倒す必要がある。 倒したあとに残る死骸はピクミン3匹で運ぶことができるにも関わらず20匹以上を一気に増やすことができるため、 不足しているピクミンを補うのに適している。『ピクミン3』では新たに墨を吐く能力を手に入れたが、これによってピクミンが死ぬことはない。 また、つぼみ部分に張り付いたピクミンにこの墨が当たることもないため前作と同じく青ピクミン少数で容易に対処できる。
オオバケカガミ
『ピクミン3』で登場した巨大生物の一種。コカガミの成体である。 暗い洞窟を好むコウモリのような外見の雑食動物であり、エリア内でもっとも大きい個体がその活動領域に大量のタマゴを産んで支配している。 光の屈折を利用してあたかも透明のように見せかけ、外敵から身を守る能力を持っている。 強い光に非常に弱いため、日光下では活動できないものと思われる。探索1日目で“迷いの雪原”に不時着したチャーリーが遭遇した原生生物であり、 この際にチャーリーはオオバケカガミに飲み込まれてしまう。 アルフ・ブリトニー班はチャーリーから発せられる電波によってオオバケカガミの住処に辿り着き、 オオバケカガミを倒すことで隊員三人がすべて揃うようになる。『ピクミン3』では唯一の毒属性の持ち主である。 どの色のピクミンでもオオバケカガミの胞子を浴びるとパニック状態になり一定時間後に死んでしまうため、 その前に笛で呼んで正常に戻す必要がある。 また、飛翔中はピクミンを8匹以上貼り付けると落下させることができる。
タマゴムシ
ピクミン2に登場する原生生物。重さ1価値1ポコ。ピクミンを殺傷する能力はなく出現すると数秒で土に潜って消えてしまう。一見なんの変哲もない原生生物であるがチャレンジモードにおいてはステージに点在するタマゴから20分の1の確率で10匹が出現し倒して運ぶと1匹につき20秒分のスコアが加算されるため決して無視できない存在である。チャレンジモードを10年以上もやり込まれ続けるようになった諸悪の原因ともゲーム性を崩壊させたスコアブレイカーとも言われある意味ではチャレンジモードの象徴的存在となっている。なお本編ではむしろ邪魔がられている。
ペロチャッピー
『ピクミン3』で初登場したイヌムシ科(推定)の一種。 クマチャッピーと同じく昼行性で、決まった縄張りを巡廻して常に捕食対象を探している。 背後を取りにくく、正面から挑まざるを得ない場合も多いため、夜行性である他のイヌムシ科よりも手強いと言える。 口がアリクイのようにすぼんでおり、ここから長い舌をくりだしてピクミンを絡め取って食べる。 その性質上クマチャッピーと比べると捕食スピードはそれほど速くない。 ケチャッピーと色が似ているが活動場所などはまったく異なり、関連性は不明。
ダンゴナマズ
口元と獰猛であること以外は似ても似つかないがデメマダラの近縁種である。 シリーズを通して主に「水上の難敵」として、特に青ピクミンを連れているときのプレイヤーを悩ませ続ける。 捕食スピードは大きさが倍以上あるチャッピーとほぼ変わらず、遭遇時の隊列は攻撃力に乏しい青ピクミンのみであることが多いため、真正面から挑むと甚大な被害を生んでしまいがちである。 反面、背後に弱いのは他のイヌムシ科と共通しており、気付かれないまま背後から突撃すれば少数精鋭でも倒すことができる。 両生類なのか陸上に出る姿も確認され、特に『ピクミン2』の地下では陸上で動き回る姿がよく見かけられる。
ハンボ
普段は葉っぱに擬態しており、この状態ではピクミンは見付けることができないため攻撃しようとしない。 さらに動きだすと非常に素早いため、突撃だけで倒そうとすると時間を食いがちである。 コチャッピー系と同じように背中にピクミンを当てると一撃で倒すことができるため、倒すときはこの方法でサクサクと倒していきたい。 明るい場所が苦手なのか、『ピクミン2』では水中や洞窟に多く生息する。 『ピクミン3』では、ミッションモード“草花の園”にてハンボの隠れ家を見ることができる。
ダマグモ
『ピクミン』で初登場した大型原生生物。四本の大きな足にくす玉のようなコアが垂れ下がっている。 テリトリーに入ってきた小型原生生物を大きな足で踏みつぶす。内蔵など重要な器官がコア部分に集中しているらしく、 ここを攻撃することで倒すことができる。特に高く飛ぶ黄ピクミンの場合はコア部分に直接届くため、容易に倒すことが可能。 倒すとコア部分が割れる。『ピクミン』では“ガードサテライト”、『ピクミン2』では“あのカギ”がそれぞれ中から出てくる。 その他に大きなペレットを蓄えていることも多い。 『ピクミン』では専用BGMが用意されているのはラスボスのダイオウデメマダラを除くとこのダマグモのみである。 シリーズを通して中ボスのシンボル的存在であり、『ピクミン2』ではさまざまな亜種が登場した。 自身も頻繁に登場していたが、次作の『ピクミン3』では亜種のケダマグモにその座を奪われ、登場することはなかった。
パンモドキ
『ピクミン』で初登場した原生生物。外敵からの攻撃に耐えうる肉厚の表皮を持った原生生物であり、 ピクミン同様エリア内のどこかに自分の“巣”を持ち、決められたルートを常に巡廻している昼行性の生物である。 ピクミンと同じ食性であり、ペレットや小型原生生物を運搬して巣穴に溜め込む習性を持つ。 ピクミンは直接危害を与えようとするものしか敵と見なさない習性があるため、 ピクミンを直接捕食しないパンモドキに対しては攻撃しようとしないが、餌の奪い合いになることはある。 また、パンモドキとオオパンモドキは狙う餌の大きさが違うため奪い合いになることはないが、お互いに死骸を運ぶことがある。 『ピクミン』ではチャレンジモード“遭難地点”“樹海のヘソ”で登場する数少ない原生生物のうち一種である。 また、『ピクミン2』ではチャレンジモード“食神のかまど”にてパンモドキの巣と見られる場所がある。 『ピクミン3』では類似生物も含めて登場しなかった。
アカコチャッピー(コチャッピー)
アカチャッピーの幼生……ではなく、パンモドキ科のうちチャッピーに擬態したもの。イヌムシ科とはまったくの別種である。 デメマダラの多くが同種を背中の斑紋で識別する習性を利用してチャッピーの群れに紛れ込んでいる。 昼行性であり、チャッピーが寝ているそばで常に餌を求めて地面をかぎまわっている。 『ピクミン』では身の危険を察すると鳴いてチャッピーを起こすという行動も見られたが、『ピクミン2』以降ではそのような行動はなくなっている。 チャッピー同様背中が弱点であり、ピクミンを背中に向かって投げると一撃で倒すことができる。 『ピクミン』では“小チャッピー”という名前だったが『ピクミン2』では亜種が存在したため、それと区別するために“アカコチャッピー”という名前が付けられていた。 ところが『ピクミン3』になると亜種がいなくなったため再び“コチャッピー”という名前に戻ってしまった。
サライムシ
小さなテリトリーを常に飛んで巡廻しており、ピクミンを見付けると両手でさらおうとする。 さらわれたピクミンはしばらくすると地面に捨てられ、その衝撃で地面に埋まってしまう。 ピクミンを捕食することはないものの、手間取ると大幅な時間ロスになるというタイプの原生生物はシリーズを通して数多く登場するが、その元祖的存在であると言える。 黄ピクミン、羽ピクミンがいれば容易に対処できる。 『ピクミン3』では隊員をさらうようにもなったため、前作から大きく強化された原生生物であると言える。 ミッションモードにおいても頻繁に登場するが、1匹でもさらわれてしまうと大幅なタイムロスになることから、かなり厄介な生物と言える。 今のところシリーズ皆勤賞である。
ケチャッピー
“ねむりの谷”“のぞみの大地”の地下にしか生息しない、ベニデメマダラの亜種。 白地に青い斑紋、鼻の部分だけが少し黒ずんでおり、弱点である背中にびっしりと白い体毛を生やしているのが特徴。 辺境の洞窟などの寒冷地に適応するための進化と言われている。 同時にピクミンなど敵生物から弱点を守る役目も担っているはずなのだが、紫ピクミンの衝撃波を受けると簡単に抜け落ちてしまうため、 ガードとしての役割を十分担っているとは言いがたい。そのせいもあってか、重さ・価値等はベニデメマダラとまったく変わらない。 『ピクミン3』では舞台が地上に限定されたこともあり、ケチャッピーが登場することはなかった。
ミヤビフタクチ
『ピクミン2』で登場したフタクチドックリ(幼虫)の変種。赤い身体が特徴的である。 フタクチドックリと違って砂鉄を含む岩石を好むため、吐き出す岩には強い磁力を含んでいる。 吐き出された岩はホコタテ星人の宇宙服にある金属に反応してどこまでも追いかけてくる。 この岩はピクミンではどうあがいても壊せないが、 探検キット“ロケットパンチ”(鉄人のコブシ)があれば、ホコタテ星人のパンチで岩を破壊することができる。 また、磁力を利用してミヤビフタクチまで誘導させれば、岩の衝撃を使って一撃で倒すこともできる。 大量のピクミンを連れていると犠牲を出しやすいため、少数精鋭あるいはオリマー単独で立ち向かった方が良い。 希少種なのか、“ねむりの谷”と“のぞみの大地”の地上、“百戦錬磨の穴”4Fと三カ所にしか出現しない。 また、ミヤビフタクチの成虫は未だに確認されていない。
ゾウノアシ
『ピクミン2』で登場したダマグモの近縁種。濃い紫色の身体に、肥大化したコアと足を持つ。 ケイ素の外殻に軟質重金属の内蔵など、同作品の中でも特異な性質を持つダマグモ科の中でも最も大きい種である。 『ピクミン2』までに登場するダマグモ科で唯一体毛を持っているため、次作で登場したケダマグモに比較的近い種であると推測される。 本編では同作品で最も深い地下“百戦錬磨の穴”の15Fにのみ出現し、倒すと“オヤジのおもいで”を出す。 足が非常に大きいため踏みつぶされやすいが、弱点も大きいためダメージは与えやすい。 100匹を連れての無犠牲討伐は至難の業だが、少数精鋭の赤ピクミンで戦うと容易に倒すことができる。 チャレンジモードでは15番目のステージ“大足の穴”に出現するため、 本編挑戦前にこちらで練習するのも良い。 また、2Pバトルモード“カクカクコース”でも3回に1回程度の割合で出現する。 このゾウノアシはコア部分をタマゴムシに寄生されており、倒すとおぞましいほど大量に出現するタマゴムシを見ることができる。
トロロタラシ
『ピクミン3』で登場した原生生物。クラゲのような半透明の身体と綿毛のついた頭部を持ち、常に空中を浮いている。 オオマンマン、コマンマンの近縁種と思われるが関連性については不明。 障害物が接近するとトロロと呼ばれる器官を体内から落下させ、障害物を絡み取って取り込もうとする。 ピクミンのみならずフルーツやペレットも取り込むことができ、最大容量はピクミン15匹分、フルーツ1個分、1ペレット5つ分に相当する。 捕食のためにピクミンを取り込んでいるわけではないらしく、オオマンマンなどと違って取り込まれたピクミンが死ぬことはない。 ストーリーモードでは“再開の花園”の洞窟内で出会い、倒すと中に取り込まれていた岩ピクミンを仲間にすることができる。 攻撃を受けると頻繁に振り払いをするため、捕食されないとはいえ見た目よりもダメージを与えにくく厄介な原生生物である。 岩ピクミンの打撃に弱く、岩ピクミンをすばやく10匹投げるとちょうど体力を削りきることができる。
オタマ
『ピクミン』で登場した原生生物。地味だが数少ないシリーズ皆勤賞の持ち主。 イモガエルの幼生であり、普段は湖などの目立たない場所でひっそりと生活している。 攻撃行動を取れないため天敵が多く、青ピクミンもそのうちの一種である。 非常に臆病であり、飛び跳ねて逃げるうちに陸に上がってしまうこともある。 陸に上がるとピチピチと跳ねて水場に戻ろうとする。 イモガエルのジャンプ行動は、オタマを天敵から近づけさせないための威嚇であると言われている。
ブタドックリ
『ピクミン』で登場した原生生物。シリーズ皆勤。口吻から空気中で発火するリン化合物を吐き出して威嚇する。 この液体は体内での生成プロセスが複雑であるため、死骸が発火するといったことはないらしい。 基本的に火を吹くのみで捕食はしないため、火に強い赤ピクミンであれば放っておいても倒すことができ、 運搬必要数以上であれば自動で運搬してくれる。逆に、運搬して欲しくない場合は必要数以下で戦わせれば良い。 ただし、ブタドックリは攻撃を受けるとピクミンを前方に強く振り払うため、 ブタドックリの正面に水や他の原生生物など、 赤ピクミンにとって驚異となるものがあると自動処理はうまくいかないため、注意が必要である。 ブタドックリ科の食性が共通であることを仮定すると、 細長い口吻を地面に伸ばして草や虫を食べる雑食性動物であると考えられるが、 作中ではひたすらピクミンに威嚇するのみであり、食事行動などは見ることができない。 『ピクミン3』において若干重さが変わっている。
ヨロヒイモムカデ
『ピクミン3』で登場した巨大生物の一種。 名称に“ヨロヒ”と付くがヘラクレスオオヨロヒグモとの関連性は見当たらない。 “再開の花園”の巨大な山を掘り出して作ったと思われるヨコ穴を住処としている。 住処に入ってきた生物を背後から近付いてキバで身動きを止め、長い舌を使って捕食しようとする。 全身をスイショウで覆われているため、 岩ピクミンの打撃でこのスイショウを壊さなければ一切のダメージを与えることができない。 ただし、スイショウの下にある皮膚は全身が柔らかく打撃に弱い。 スイショウを破壊されると必ずカベにしばらく張り付く行動を取るので、 まず尻尾のスイショウを破壊してから、 静止状態を狙って赤ピクミンを突撃させることで大ダメージを与えることができる。ストーリーモードでは“いにしえのパケシス”を飲み込んでいたため、 体内から発信されていた電波の発信源を頼りに探索していたコッパイ星人と対峙することになる。 ヨロヒイモムカデを倒すと“いにしえのパケシス”の他に“イカツタツボックリ”を吐き出す。